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令和7年の交通事故発生状況

警察庁より「令和7年における交通事故の発生状況について」が公表されました。今回は、近年の交通事故の発生状況とその対策をまとめました。

1 交通事故死者数・重傷者数の推移

令和7年の交通事故死者数は2,547人で、昨年から116人減少し、過去最少を記録しました。うち、65歳以上の高齢者の死者数は1,423人で昨年より90人減少したものの、全体の55.9%を占めています。一方、重傷者数は27,563人で、昨年から278人増加しました。命に別状はなくとも、身体に長期的な影響を及ぼす重大な事故は減っていないことが浮き彫りになっています。

政府が策定した「第11次交通安全基本計画」では、令和7年までに交通事故により死者数を2,000人以下、重傷者数を22,000人以下にするという目標を掲げていましたが、達成することはできませんでした。

2 主な交通事故におけるドライバーの対策

1.歩行者との事故

【特徴】 ・歩行中の死者の約7割が高齢者 ・高齢者に事故は、横断歩道ではない場所を渡っているときが半分近くを占める ・歩行中の事故の約6割は、横断違反などのルール違反が原因

【対策】 ・歩行者が多い住宅街などでは、時速30km以下でゆっくり走行 ・危険が予測される場面では、いつでもブレーキを踏めるように準備しておく(構えブレーキ)

2.携帯電話を使いながらの運転の事故

【特徴】 ・罰則が厳しくなったにもかかわらず事故は近年増加傾向 ・携帯電話を使っていると死亡事故を起こす確率が約3.4倍も高くなる ※例えば、時速60kmで2秒よそ見をすると、車は33mも進んでしまう

【対策】 ・運転中は携帯電話の電源を切るか、ドライブモードに設定 ・携帯電話を操作する必要がある場合は、安全な場所に車を停めてから利用

3 交通事故のない社会を目指して

統計数値だけを見ると、事故は減少傾向にあるように見えます。しかし、悲惨な事故は後を絶たず、尊い命や人々の生活が失われているという現実は依然として存在します。政府は、「第12次交通安全基本計画」において「令和12年までに交通事故による死者数を1,900人以下、重傷者数を20,000人以下にする」という目標を掲げています。

この目標を達成するためには、私たち一人ひとりが運転者としての高い安全意識を持ち、安全運転を心がけることが不可欠です。

参考:警察庁「令和7年における交通事故の発生状況について」https://www.npa.go.jp/news/release/2026/20260226jiko.html

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