お知らせ
5.312018
行楽シーズン、自動車盗難にご注意を!
春の行楽シーズン。マイカーでお出かけになる方も多いと思います。行楽シーズンの車でのお出かけは楽しみが多い一方で、車の盗難などの被害も増えるため、注意が必要です。
日本損害保険協会では、自動車盗難の防止対策の一環として、損害保険会社が2017年11月に保険金を支払った事案(車両本体盗難278件、車上ねらい・部品盗難577件)を対象に自動車盗難事故実態調査を実施しました。
警察庁が発表している車両本体の盗難認知件数は減少傾向にあり、今回の調査でも前年に比べ22件の減少となっています。しかし、こうしたなか、車両本体の盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が強まり、プリウスの割合は22.3%と4年連続でワースト1となりました。以下、ワースト10までの車種は、2位ハイエース、3位ランドクルーザー、4位アクア、5位クラウン、6位レクサス、7位キャンター・ハリアー、9位アルファード・セルシオとなっています。
また、車両本体盗難における1件あたりの支払保険金については上昇傾向にあり、今回の調査では253.2万円になっています。車両の本体盗難は窃盗犯の中でも1件あたりの被害額が高額になります。
自動車盗難を防止するには、一人ひとりが当事者意識を持って対策を行うことが大切です。バー式ハンドルロックや警報装置などの盗難防止機器を搭載する、防犯設備が充実した駐車場を利用する、貴重品等は車内に放置しないなど、複数の防犯対策を講じることが有効です。
また、車両本体だけでなく、ナンバープレートやタイヤ、ホイールなどの部品ねらいにも注意が必要です。盗難防止ネジなどでしっかり固定するなどして対策をしましょう。
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