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国立がん研究センター、がんの生存率を公表

国立研究開発法人国立がん研究センターが、2008年および2009年にがんの診断をされた患者さんについて、治癒の目安とされる5年を経過した生存率を公表しました。その結果、5年生存率(患者さんのがん以外の死因による死亡の影響を取り除いた相対生存率)は65.8%という結果となりました。

部位別の特徴をみると、膵臓は、相対生存率が10.0%と低くなっています。女性乳房は、Ⅰ期、Ⅱ期が多く、また他の部位と比較して、比較的に若い世代が多くなっています。前立腺は、相対生存率がほぼ100%となっています。

性別の割合は男性が58%、女性が42%でやや男性が多く含まれていました。診断時の年齢は、男女とも70歳代が最も多く、70歳代、80歳以上を合わせると約47%の割合でした。

全国の推計を示す地域がん登録の集計値(2006から2008年診断例)をみると、5年相対生存率は、胃がん64.6%、大腸がん71.1%より若干高く、がん専門施設の集計である全国がんセンター協議会(全がん協)の5年相対生存率(2007から2009年)は、胃がん74.5%、大腸がん76.0%より若干低い傾向が見られました。これは、施設により対象患者の背景(年齢、手術の有無、併存疾患の有無やその程度等)が異なることに影響しているものと考えられます。

今や、男性の2人に1人、女性の3人に1人が、がんにかかると言われています。一方で、日本のがん検診受診率は先進国のなかでも低く、例えば乳がんと子宮頸がんの検診受診率は欧米が70~80%であるのに対し、日本はいまだ40%程度となっています。年齢、性別に関係なく。早期の検診受診を心がけたいものです。

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