お知らせ

屋内での高齢者の事故が増加!!

新型コロナの感染症予防のため、屋内で長い時間を過ごすことが多くなりました。なかでも、外出を控えて動かないことによる高齢者の身体機能などの低下が懸念されています。今回は、独立行政法人製品評価技術基盤機構が取りまとめた屋内の高齢者の事故をご紹介します。

【事例1】踏み台を使用中、転倒し、側腹部を負傷した。

【事例2】立ち上がる際にスリッパを履こうとしたとき、床に敷いていたカーペットラグ(置き敷きタイプ)の上で滑りバランスを崩して転倒し、手を骨折した。

【事例3】使用者がEMS機器(電気的に筋肉を刺激する運動器具)を使用中、腰を骨折した。

【事例1の注意事項】踏み台は止め具のロックが不十分な状態で使用すると脚が開閉し、転倒や転落のおそれがあります。両方の止め具が伸びた状態でしっかりと固定してください。また、天板の端に乗ると踏み台が傾き、転倒・転落するおそれがあります。天板に乗るときは、体の中心が天板の中央になるように正しく乗ってください。

【事例2の注意事項】置き敷きタイプのカーペットラグは端が浮かないようにテープなどで留める、段差に段差解消スロープを付ける、階段に滑り止めを付けるなど環境を整えましょう。また、動線上に電源コードを引かないなど身の回りを整理整頓することも大切です。

【事例3の注意事項】運動器具を使った運動は体に負荷をかけるため、自分の体力などを考えて選んでください。また、自分の健康状態で安全に使えるかどうか、販売事業者や製造事業者へ問い合わせてから購入してください。薬を飲んでいる人や病院を受診している人はかかりつけの医師に運動器具を使った運動が安全に行えるかどうか、確認するようにしましょう。

屋内でもストレッチや体を動かすことは可能です。運動不足によるケガのないよう、各自取り組んでみましょう。

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