お知らせ
6.292018
故障が事故に・・・自転車点検の定期実施を!
自転車走行中に交通ルールを守らないことで大きな事故を引き起こしてしまうといったケースをよく耳にすると思います。一方で、自転車の故障などがきっかけとなって事故につながるケースも実は、少なからず起きているのです。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の調べによると、平成24年度から28年度の5年間にNITEに通知された製品事故情報では、自転車の事故は348件ありました。自転車の事故は人的被害(重傷、軽傷)に至る場合が多く、その数は348件中268件(77%)を占めています。この348件の内訳を自転車の種類別にみると、子ども用自転車8件、折りたたみ自転車40件、シティ車80件、電動アシスト自転車103件、スポーツ車117件となっています。
【事故例1】製造時、荷台止めの金具の取付に不具合があったことにより、荷台が破損し、荷台に取り付けた幼児座席が後方に倒れ子どもが打撲を負った。
【事故例2】自転車で走行中、前輪に異物が巻き込み回転を阻害したため、前輪が横向きとなり転倒し、打撲を負った。
【事故例3】使用者が車輪の固定を適切に行っていなかったため、走行中に前輪が外れて転倒した。
事故を防ぐためのポイントは「定期的に自転車整備士(自転車技士、自転車安全整備士)のいる店舗で点検を受ける」「自転車に乗車する前に、チェーンのたるみ、車輪やペダルの取り付けなどを確認する」「ハンドルに買い物袋や傘などをぶら下げない」「電信柱や塀などに衝突するなど外から大きな衝撃を受けた場合は、そのまま乗車せず自転車を購入した販売店などで異常がないか点検を受ける」「お手持ちの製品がリコール対象かどうか確認する」などが挙げられます。
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